今、ドラマ『西園寺さんは家事をしない』や『わたしの宝物』で主演を務め、注目を集める女優・松本若菜さん。15歳の時に奈美悦子さんからスカウトされ、一度は断るも22歳で決断した彼女の波乱の人生をご紹介します。
本記事では以下のテーマについてご紹介します:
- 松本若菜、 15歳での運命的な奈美悦子との出会い
- 下積み時代を経て40代での大ブレイクまでの軌跡!
それでは、早速見ていきましょう!
松本若菜、 15歳での運命的な奈美悦子との出会い
引用:スポニチ
- スカウトされた奇跡の瞬間
- 最初の決断は「断る」という選択
- 22歳での人生を変える決断
スカウトされた奇跡の瞬間
1999年、鳥取県米子市の駅前商業施設のフードコートで、運命的な出会いが待っていました。当時15歳で鳥取県立淀江産業技術高等学校の食物調理科に通う高校生だった松本若菜さんは、友人と「奈美悦子さんが来ているらしい」という噂を聞き、探しに行きました。
ロケ撮影の休憩中にお茶をしていた奈美悦子さんを見つけ、「握手してください」と声をかけた際、突然「あなた芸能界に興味ない?」とスカウトされたのです。
最初の決断は「断る」という選択
当初は興味を示した松本さんでしたが、上京時期や学校のことなど、現実味が増してくるにつれて、おじけづき、結果的にスカウトを断ることを選択したのでした。
22歳での人生を変える決断
高校卒業後、美容部員として就職した松本さん。しかし20歳を超え、「もしかしたら、あの時、声をかけていただいたのが私にできるお仕事だったなら、年齢的にもラストチャンスなのかな」と考え始めます。
22歳で「このままでいいのか」と自問自答した末、両親にも言わずに1泊2日で上京を決意。住む場所も決め、奈美さんの事務所を訪ね、芸能界入りを決めました。
引用:日刊スポーツ
下積み時代を経て40代での大ブレイクまでの軌跡!
引用:デーリースポーツ
- 苦難の日々を乗り越えて
- アルバイト経験が活きる演技
- ブレイクを果たした現在
苦難の日々を乗り越えて
23歳から32歳までは「暗黒時代」と呼ばれる期間が続きました。寿司店やうなぎ屋などの飲食店で「週8勤務」状態でアルバイトをこなしながら女優を続けていました。
特筆すべきは、新宿の「ルミネtheよしもと」近くのうなぎ屋での経験です。美しすぎる看板娘として芸人の間で評判となり、後に「踊るさんま御殿」に出演した際、明石家さんまさんから「君だったのか!」と驚かれるエピソードも。
アルバイト経験が活きる演技
高校時代に取得した調理師免許や飲食店でのアルバイト経験が、現在の女優としての演技に活きていることに気づいたと語っています。特にお茶を出すシーンでは「慣れていると気がもっていかれない、お芝居の方に集中できる」と、バイト時代の経験が活かされていると実感しているそうです。
ブレイクを果たした現在
2022年、フジテレビ系ドラマ「やんごとなき一族」での演技が高く評価され、38歳にして大きなブレイクを果たしました。その後、『西園寺さんは家事をしない』や『わたしの宝物』など、立て続けに主演作品を手がける実力派女優として活躍しています。
引用:スポーツ報知
まとめ
引用:日刊スポーツ
松本若菜さんの女優人生は、15歳での奈美悦子さんとの運命的な出会いから始まりました。一度は断ったものの、22歳で人生を変える大きな決断をし、夢への一歩を踏み出しました。
その後の10年にわたる下積み時代は、決して平坦な道のりではありませんでした。しかし、うなぎ屋の看板娘として多くの芸人に知られていたエピソードや、週8日のアルバイト生活を送りながらも夢を諦めなかった強い意志は、彼女の魅力的な人生ストーリーの一部となっています。
特筆すべきは、一見遠回りに思えた経験が、今の女優業に活きているようです。調理師免許を持つ彼女は、料理のシーンでの所作の自然さや、接客経験から得た「余裕」が、演技の幅を広げることにつながっていました。
38歳でのブレイク後、40代に入った今も『西園寺さんは家事をしない』『わたしの宝物』など話題作への主演が続いています。下積み時代の経験すべてが、今の演技力の深みとなって実を結んでいるのです。
松本若菜さんの歩みは、遠回りに見える経験にも必ず意味があること、そして諦めずに続けることの大切さを私たちに教えてくれています。これからも、さらなる演技の進化と新たな魅力的な作品での活躍が期待されます。
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